ナチュラルに暮らす
現代に生きる私たちは
「本当に必要なもの」以上のものを
持ちすぎてしまったり、
「不自然なもの」に
囲まれてしまっていたり…
「当たり前」を手放して
「自分にとって自然なもの」を選ぶ暮らしを
していきたいと願っています
「自分でつくる」ことは
心地よさの源
私が生まれたのは昭和40年代。高度成長期を過ぎて、モノが溢れ始めた時代でしたが、母や祖母は私・弟・妹の洋服を縫ってくれたり、靴下や帽子を手編みしてくれていました。
料理が大好きな母は、今のような便利なオーブンレンジなどない中で、マドレーヌ、シュークリーム、プリン、キャラメル…なんでも作ってしまうのです。
幼い頃に見たものは、人の潜在意識にしっかりと刻み込まれるといわれるように、私は自然と料理を覚え、お菓子づくりを楽しみ、編み物や洋裁をするようになっていきました。
公務員時代には「趣味」と思っていたそれらの活動は、今では「ライフワーク」であり、生活の柱です。
素材を自分の目で確かめ、丁寧につくる。
自分でつくったものは愛着があるし、身につけても口に入れても安心で心地よいのです。
技術がないからできない、という人も多いですが、本当に心地よい暮らしをしたいと思えば、ちゃんと、できるようになっていきます。



食料と水こそが
生きるために一番大切
2016年、私たち家族は、生まれ育った札幌から、十勝の南の端、太平洋に面した町「広尾町」に移住しました。
私が移住しようと思ったのは「なんとなく気に入ったから」でしたが、夫の考えは違っていました。
「これから10年もしないうちに、食糧危機が来る。そうなったら、食料を生産していない都市部にいては生存が危うい。少しでも食糧生産地に近い場所に住んだほうがいい」と言うのです。
私はにわかには信じられませんでした。
しかし、その考えは的中し、今や本当に食糧危機は目前に迫っています。
きれいな水と豊富な食料が近くで手に入る場所で暮らすことは「生きる」ために一番大切であることを痛感する毎日です。

自然なものと不自然なもの
見極める目を持つこと
なんでも自分でつくる、ということをしていくうちに、一般的に売られている加工食品や調味料、洗剤などの日用品が何からできているのか、とても気になるようになりました。
調べていくと、驚くほどたくさんのものが「石油」からつくられていたり、海外の諸外国では使用が禁止されているような食品添加物も日本では使われ放題だったり…
いろんなことを理解するうちに、次第に「できるだけ自然なものを選ぶ」という行動ができるようになってきました。
今では、洗濯洗剤も食器洗い洗剤も漂白剤もまったく使わない生活になりました。
体調を崩しても薬は飲みませんし、それ以前に、ほとんど風邪をひくこともありません。
とても健康的な生活が実現できたのです。
